2008年10月13日

mitaraikou(御手洗港)

ここは
御手洗港
(お手洗いじゃないよ)
前日の竹原から高速フェリーで40分。もう海の向こうは愛媛の今治市という、
大崎下島の東にある港です。

潮町の港として、江戸時代初期に開かれたそうです。



ちょうど九州に台風が来てたせいで、雨が今にも降り出しそうな天気です。


平日のせいか、天気のせいか、観光客は私と研究者らしいおじさまと二人だけ!
静かでいいんですが、若干人恋しい気分になりますな。
でも、いい感じですよねぇ、この風景。

修理中とかで中に入れなかったのですが、下の写真の右側の建物は、
「若胡子屋(わかえびすや)」跡で、御手洗最大の遊郭跡です。多い時は100人の遊女がいたそうですわ!

ここでも東京から来た言うと驚かれたなぁ。住人の方たちはとても気さくで、
話し出したら止まらない<(; ^ ー^)

ここは、なんと明治時代から続く時計屋さん!左のアメリカ製の柱時計は150年前のものだとか!
店主の松浦さんの元には、日本中から時計の修理が来るそうです。
「去年の2月(!)に受けた修理がやっとでき上がったんだよ」
と、東京に送り返す壁時計を見せてもらいました。
結局、もうメーカーに部品のない時計たちの修理だから、凄いですよね〜!

基本的に、窓から入る太陽光で仕事するそうです。(これは仕事場)
私が行った時は、東京オリンピックで使ったストップウォッチの修理の依頼が来てました。

ここは昭和初期に作られた、映画や芝居の多目的ホール(?)「乙女座」
畳の桟敷で、まあ立派でびっくり。今は使われてないみたい。
もったいない!
御手洗港、不思議な所でした。江戸時代の頃、覗いてみたかったな〜。
ではでは、今回の広島旅行記はひとまずおしまい。
長々おつきあい、ありがとうございました〜!
ああ、早くどこかに旅行に行きたいですわ、ほんと。
どこか旅したい所があって、連れを探してたら声かけて!
行くよ〜(〃⌒ー⌒〃)∫゛